2009年8月29日土曜日

エコポイント

グリーン家電の購入により様々な商品・サービスと交換可能なエコポイントが
取得できる制度として、既に利用された方もいらっしゃるかと思いますが
そのエコポイントを申請する為のWebシステムがちょっと話題になっています。

エコポイントを申請する仕組みを立ち上げるにあたり、申請件数が2000万件とも
予測された事務手続きを円滑に処理する為にはシステムに頼らざる得ない一方で
仕様も発注予算も決まっていないが期間限定の制度に莫大な開発費は使えない
さらに、申請開始までのわずか3週間でシステムを構築しなければならないという
厳しい条件が重なり、日本で有数のシステム開発会社やコンピューターベンダにも
受注の検討を断られるという状況だったそうです。

そんな中、この無茶苦茶ともとれる難題をクリアし、申請開始までのたった3週間で
サービス提供を可能にしたのが、米セールスフォース・ドットコムの基盤サービス
である「Force.com」というものです。

Force.comは最近話題の「クラウドコンピューティング」で提供されていて
利用者はサーバーなどのインフラを持つことなく、この基盤上で独自の
システムを構築できるというのが特徴です。

次世代のIT基盤として注目度の高い「クラウドコンピューティング」ですが
このような実績を目の当たりにすると、今後益々普及していく事で、十分な
IT投資や人的リソースが確保できない中小企業や個人事業主さんの強い
見方になるのではないかと期待が膨らみます。

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