2009年11月3日火曜日

ブリヂストン

1997年からF1に参戦し、2008年からは全チームへタイヤを独占供給していた
ブリヂストンが2010年の最終戦でF1から撤退することを発表しました。

世界的なブランド力向上のために、米グッドイヤーや仏ミシュランなどと技術競争を
繰り広げモータースポーツの世界を大いに盛り上げてきてくれましたが、F1撤退の
背景には経営環境の悪化とともに「速さ」より「環境」を重視した環境技術への開発
資源の集中という目的があるようです。

私たちの世代だと、子供の頃の憧れの職業はレーサーだったという方も少なく
ないと思いますが、日本企業の撤退や縮小が相次ぐ中で、「昔はF1なんてのが
あったねぇ」なんて話をする日が近づいてきているような気がして寂しい限りです。

ブリヂストンがグッドイヤーを抜き去った日
西山 平夫
講談社
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